NEWS RELEASE お知らせ

天井クレーンの労働安全衛生問題に関する件

弊社東海事業所における労働安全衛生法違反疑いの件に関し、10月14日、代表取締役 小島正浩が、名古屋地方検察庁より略式命令(50万円以下の罰金)を受けました。

弊社は、この処分を厳粛に受け止め深く反省しております。また、お客様及び全ての関係者様に多大なご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後の対策について以下にご報告させていただきます。


【1】検査証交付無届
・1978年(昭和53年)、1999年(平成11年)のクレーン新設時に、日本クレーン協会立ち合いの落成検査、及び労働基準監督署への届け出を行わなかった件について。
①設置時より月次検査を行っていた労働基準監督署の認可業者であるクレーン業者にて新設更新工事を実施。2021年春頃から2021年6月までには落成検査を終え、労働基準監督署の認可取得予定。
②認可取得までの対策は、労働基準監督署の指導対策を実施。

【2】無資格運転
・5トン以上(5トン未満は全作業者取得済み)の天井クレーンが無資格であった件について。
①今後作業する可能性のある全ての作業者は、年内に床上操作式クレーン運転技能講習(吊り上げ荷重5トン以上)を受講完了予定。

【3】抜本対策
・コンプライアンス強化を目的に、法的認可や資格について統括する担当部門を組織化し、有識者の指導の下、その専任担当者により管理して関連法案の洗い出し、実行定着を図る。


今回の被疑事件に関し、当社の悪しき文化の常態化に原因があり、それゆえ当問題は経営トップの問題であり、従業員には落ち度がないことを改めてご報告いたします。労働基準監督署の指導対策を着実に実施し、再発防止、作業環境の整備と安全確立を図り、社会的信頼を築きなおしてまいります。

 

株式会社小島鉄工所
代表取締役 小島正浩

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